煌めくビッケイ占星研究所の12星座占い

ビッケイ占星研究所が毎週土曜24時に12星座の星占いを更新します。

【戦争…?】2024年の日本を春分図を読み解いてみたら…2025年7月5日に関係ある?

 

ビッケイ占星研究所所長の太田ユキノです。
前回の春分図から読み解く日本の2023年の状況に続いて、2024年の春分図を用いたマンデン占星術で、2024年の日本の状況を読み解いてみたいと思います。

 

▼動画で… VOICEVOX:麒ヶ島宗麟

youtu.be


正確に言うと2024年の春分図から2025年の春分図までの1年間を差しますが、本記事においては便宜的に「今年は」というように言います。

 

①1ハウスにいる月と7ハウスにいる冥王星オポジションを形成。
②9ハウスに金星、土星が在室。
③10ハウスに水星が在室。
④11ハウスに木星天王星が在室。


①1ハウスにいる月(獅子座)と7ハウスにいる冥王星水瓶座)がオポジションを形成。

実はここの星回りが一番重要というか、心配な星回りでありまして…
月は国民、大衆、世論などを意味します。
そして冥王星は権力、強制力、犯罪組織、核エネルギーなど強大な力を意味します。
1ハウスに位置する月(獅子座)と7ハウスにある冥王星水瓶座)がオポジションを形成する星回りは日本の国民と外交・同盟関係に関わる深い影響を示唆しています。


1ハウスにいる獅子座の月は、国民全体の感情や世論を象徴しています。
獅子座の特性から、エンタメ気質・お祭り男というか、明るさとか情熱的なエネルギーは感じます。
国民全体の気分というか心理状態というか。
獅子座は火の星座ですから、良くも悪くもパワーは感じます。

一方で、7ハウスに位置する水瓶座冥王星は、外交、同盟国、敵対国、戦争、和平交渉などに深い影響を与えます。
水瓶座冥王星は革新的で変革をもたらすエネルギーを持ち、同時に集団や社会の変革に関連する出来事を示唆しています。
冥王星水瓶座時代という内容も以前の動画で作りました。

bikkei-ss.hateblo.jp

で、ここの月と冥王星オポジションという正反対の位置で刺激しあっているわけですね。
これは単純に「国民、世論が冥王星という強制力でやられる」とか「自分ではどうにも出来ない圧力・権力と国民が対峙する」というようなイメージがあります。
単純に国民が逃れられない抑圧を受けるというようなことも考えられるでしょう。
今のご時世を考えれば、日本の情勢で良くなるようなことがあまり見受けられないので、どんな圧力が来るのかなぁ…あれかなぁ、これかなぁといくつも思いついてしまうのが悲しい話ですが。

マンデン占星術において7ハウスというのは他国との外交、戦争といった意味合いを持ちます。
冥王星は権力、強制力以外にも「0か100か」などの極端な意味も併せて持ちます。
なので、外交問題において今までなぁなぁで済ませていた他国の関係性とか、ミサイル打たれたり領域を侵犯されても「遺憾の意」で済ませていたものが突然「てめぇ!ふざけんなよ!この野郎!!!」っていう方向に針が一気に極端に振り切るような外交の仕方が出る可能性も考えられます。
それだけ強い破壊と再生が冥王星には含まれているのです。

 

でも、そういう外交の仕方が結果的に国民に圧力をかけることになるとか、国民感情と対立するような見方も出来ます。

冥王星って破壊と再生の星なので…今あるものが良くも悪くもぶっ壊れて更地になって、新しいものが築かれる。
でもそれが国民に対して圧力とか強制力といったもので縛られてしまう。
または対立してしまう。
しかも国民を表す月は獅子座なので、素直に従うような印象は無いのです。
むしろ国民こそリーダーであり、世論が権力なのである!!っていう態度で我々は存在するのかなぁとも思います。

 

その他にも単純に政府や政策への国民の反発、つまり国民が期待しているものと政府の方針が一致しないことで生じる対立だったり、社会的不満によるデモなんかも考えられますね。

 

冥王星が7ハウスにいるっていうことで考えた場合、政府の外交問題とか弱腰外交みたいなものに国民がおいおい!ふざけんじゃねーよ!!っていう態度で、国民VS政府っていう構図が出来るという解釈もあります。


実はこの月と冥王星オポジションを形成する星回りというのは、1944年の春分図でも同じものがありました。
その年も見事に月が1ハウス、冥王星が7ハウスでした。2024年と一緒ですよね。
1944年というと終戦末期ではありますが、この年は例えば学徒勤労動員として学生が軍需工場に動員されたり、B29による爆撃があったりとなかなかハードな状況だったわけです。


2024年ももしかしたら、このように外交に起因することで国民が「否応なしに従わざるを得ない状況」というのが生まれるのではないか?と。

 

強制力に対立するのか、それとも単純なダメージになって国民が抑圧されるのか…一体どうなってしまうのでしょうか。

しかしながら1ハウスの月はMCという政府の方針や政権与党、首相を意味する部分と良い角度を形成しているのです。
ですから国民の感情や意識というものは、国の公式な方針や首相への支持と比較的調和しているとも言えるんですね。
抑圧はあるんだけど、政府のやり方とか首相の考え方に対しての一定の理解はある。

 

なので、考え方の1つとして「他国からの打撃が国民に直接的な被害を与える、でも政府与党・首相の出方に国民は理解を示す」。
これ…戦争を想起させませんか?


国内がガタガタになっているから外に目を向けて敵を作って、国内を1つにまとめるやり方。

 

もちろん、正当な理由で日本がキチンと他国に向けて「ふざけんじゃねーよ!」って言うのなら、それは国民として支持せざるを得ないですけどもね。

 

②9ハウスに金星、土星が在室。

ここの9ハウスは法律、宗教、貿易などを意味します。そこに楽しみの金星と試練の土星という相反する星が在室しています。
例えば寺社仏閣ブームが起こるなんてこともあるかもしれませんね。

近年では政治と宗教の絡みの問題がクローズアップされております。

未だにキッパリと解決出来ない。
で、金星って面倒なことやりたくない星なんですね。楽しいこと気持ち良いことだけしたい。
土星土星で「固定したい」、変化を嫌うというか…慎重さを持つわけです。

 

なので政治と宗教という問題だけに限って言うならば、今年もポジティブな進展というのは無いような気がします。


土星が良い意味で「厳格なルール、法的規制を強める」という方向に向かうことを願っています。

金星と土星という2つの相反する意味を持つ星が同時に在室していますから、マンデン占星術における9ハウスが意味する事柄(法律、宗教、貿易、NISAなどの投資、研究など)には単純なハード・ソフトが混在するというような印象です。


③10ハウスに水星が在室。

10ハウスは首相、政府、政権与党などをダイレクトに意味する部屋です。
そこに水星という情報やコミュニケーションなどを意味する星が在室しています。

 

水星は言葉を扱う星ですから…今年、首相は「言葉で発信して国民に伝える」ということを大事にするようになるのかなぁと思います。


今年も「聞く力」を持った首相が続くのかはわかりませんが、今年は政府広報、首相からのメッセージが重要になる1年なりそうですね。
私は一瞬「大本営発表」なんかも気になりましたが、今年の水星は他の星と特別ハードな角度を形成していません。
むしろ牡羊座の水星ですから、例えば首相からのメッセージや思考に「強いリーダーシップ」とか、強く言い切るパワーが備わるということも考えられます。


何がしたいんだかわからない首相よりかは「これをこうしていくんだ!」とか「こういう流れでやっていくぞ!」という熱いメッセージを国民に伝える姿が出るという予測があります。

 

ネガティブなイメージはありませんから、情報統制というものも感じません。
政治家がよく口にする「丁寧な説明」とやらを期待して、今年も政府の発表や首相の発言に注目していきましょう。

 

 

④11ハウスに木星天王星が在室。

マンデン占星術において11ハウスは議会、立法、通貨、地方自治体などを意味します。
ここの部屋に幸運と拡大の木星、びっくりサプライズの天王星が入っているわけですから、良くも悪くもここの部屋が意味することに発展性を感じますね。

まずわかりやすいところで言うと、技術とイノベーションへの注力ですね。日本は国策として半導体を盛り上げていくぞ!っていう方向に進んでいます。


科学技術やイノベーションに対して投資を増やし、新たな産業や分野での成果が期待されます。


また、通貨という点で仮想通貨。法的な規制を見直す可能性もあるでしょう。
新しい法律やガイドラインが導入され、これが通貨市場に影響を与え、新たな取引の方法やビットコインなどの利用に変革をもたらすかもしれません。

www.nri.com

 

それから今の円安の状況も変わることもあるでしょう。
突発的な円高傾向だったりも可能性はあります。

さて地方自治体や国会のあり方としてはどうでしょうか?
議会や立法機関、行政サービスなどはAI、デジタル技術の積極的活用によってより良いものになる雰囲気があります。


またマイナンバーカードの問題もその存在の良い悪いは一旦置いといて、良い方向に進展するんじゃないかなぁと思います。


この記事を作っている最中に
自民党小泉進次郎議員ら超党派の国会議員が国会のデジタル化を推進する小委員会の設置を申し入れというニュースが飛び込んできました。

news.yahoo.co.jp


先の河野太郎議員が国会答弁中にスマホを使った件を受けてのアクションですね。
こういったことが各地の議会でも進んでいくのかなと予測します。

 

 

といったわけで…あくまで予想ではありますが、2024年の日本の状況を西洋占星術で読み解いてみました。
私としてはやはり月と冥王星オポジションが気になります。
再度申し上げますが「他国からの打撃が国民に直接的な被害を与える、でも政府与党・首相の出方に国民は理解を示す」というのが1つの解釈であります。
でも他国の打撃って…単純に戦争仕掛けられてますよね?
ミサイルが打たれる?
首相や政府の熱いメッセージは「〇〇国と戦争します!!!」というものになってしまうのでしょうか?

都市伝説界隈では2025年7月5日がヤバいという話を聞きます。
一体、2024春分図~2025春分図までの期間、何が起こるのか?
今年も国民の皆様…腹を括って生き延びましょう。

 

※本記事は西洋占星術視点での個人の感想です。